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中国茶の愉しみ―白毫銀針(白茶)
中国茶は美味しいです。
有名なところでは
烏龍茶やプーアール茶、ジャスミン茶などありますが、
他にも色々美味しいお茶があります。

お茶は、発酵の種類によって大きく分けられます。

発酵度の低いものから、

緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶。

緑茶は、龍井茶に代表されるもの。
紅茶はいわゆる紅茶と同じです。
私達がいわゆる西洋のものっぽい感じで飲んでいるお茶は、
実は中国のものが多いのです。
ですから、中国で買った紅茶は、結構美味しかったりします。

青茶の中に、有名な烏龍茶は分類されます。

そしてプーアールは黒茶。



今回は、日本ではそれほどメジャーではないですが、
とっても美味しい、
白毫銀針(はくごうぎんしん)をご紹介します。

白毫銀針は白茶に分類される、わずかに発酵されたお茶。
太陽が昇る前に、若い芽を集めて作られ、茶葉には、
細かい産毛のようなものが生えています。
白毫とは、産毛の意味なのです。

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つんだ後にほんの弱い光にさらされるだけなので、
繊細でフレッシュな味わいで、
香りも色も上品で透明感があります。

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こんなに白っぽい色をしています。
産毛のようなものが生えてフワフワな感じが
お分かりいただけるでしょうか。


このような、立派な箱に入っていました。
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月餅でも何でも、良いものは、ものすごく立派な箱に入っています。
箱がもったいない、と思うくらいです。




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茶葉を茶碗に直接入れます。





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さあ、後はお湯を注いで、
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ふたをして蒸らします。
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茶葉がいったん浮かび上がり、少し沈んだら飲み頃です。


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ピーナッツの風味のお菓子とともに。
このお菓子、飴のようなのですがサクサクしていて、
なんともいえない食感。
ピーナツの味が後を引いて、お茶のお供に最適です。
食べ過ぎに注意が必要かも知れません(笑)

このお茶は、上品ですがコクがあり、後からちょっとだけ甘みを感じるお茶。
中国茶の美味しさに、すっかり魅せられています。

中国式は、茶葉を直接茶碗に入れることが多いです。
飲み終わったら、またそこにお湯を足します。

そして上からふたをして、ふたをずらしながら、
茶葉が口に入らないようにいただきます。

上海のタクシーに乗ると、
空き瓶(インスタントコーヒーの空き瓶のようなもの)
に直接茶葉を入れ、お湯を入れたものを、
タクシーの運ちゃんはたいてい携帯しています。
街中でも、持っている人を見かけます。

お茶は、本当に中国の人の日常に溶け込んでいます。
茶葉が少々口の中に入ろうが、お構いなしです。

烏龍茶やジャスミンだけでなく、
いろんなお茶があるので、
試してみると、世界が広がって愉しいですね♪

上品な白毫銀針のお味は、
リラックスタイムにピッタリのはずです。

また飲みたくなりました。
これから淹れて、また愉しむことにします。


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by mahos-table | 2007-11-17 06:07 | drink
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